社会福祉法人 恵正福祉会|横浜市

一期一会

グループホーム恵の家のスタッフ、M・Iです。

4月、新しい年度の始まりです。
ご自分やご家族のご入学・ご就職などで、新しい暮らしが始まった方、気持ちを新たにされた方も多いかと存じます。

私はといいますと、相変わらず代わり映えのない毎日を送っておりますが、そんな中でも何かしら潤いが欲しいと考えて、最近は出勤用のバッグに小さなカメラを忍ばせています。
たとえば、いつも通る道端のオブジェがよくよく見ると味わい深かったとか。

あるいは、ある時間の風景の光と影がいい感じだったとか。
出勤や退勤の道すがら、そのように心惹かれたものを、写真に残して行くためです。

今回はそうして撮った写真の中から、春の花を撮ったものを何枚かご覧いただきたいと思います。
花は本当に昨日今日撮り始めたばかりなので、稚拙なところはご容赦下さい。

image 石垣のすきまで咲く小さな花。
荒々しい石の肌と可憐な花との対比を素敵に感じてシャッターを切りました。
調べるとツタバウンランという草花のよう。
地中海沿岸からの移入種が雑草化してしたものだそうです。
ちなみに私は花の名前をほとんど知らないので、撮った後で何の花かを調べるのもセットで楽しみとなっています。
image キュウリグサ。
ピントが花よりもつぼみの方に行ってしまいましたが、写真に奥行きが出た気もしますし、これはこれでよしとしましょう。
キュウリグサの花は直径2ミリか、大きくて3ミリぐらい。
肉眼ではよく分かりませんが、こうして大きく写して見ると、まるでアップリケのお花のような可愛らしさです。
image 公園の芝生一面に落ちた椿の花。

もう少し早い時期なら状態の良い花を主題に撮れたかもしれませんが、土に還りかけの落ち花と比較的新しい落ち花との色のムラも素敵でした。
image 神前に供えるサカキの仲間、ヒサカキの花です。
直径5ミリほどの小さな花が枝に沿って並んで咲きます。
撮っている時、周囲に果汁が腐ったような強い臭いが漂っており、後で調べるとヒサカキの花から出ていた臭いだと分かってびっくり。
二日後に同じ場所に行ってみると、すでに花が散っていたのにもびっくりでした。
image カタバミの花。クローバーのような葉のどこにでも生えている草花ですね。
多少技術的な話になりますが、私はこのように露出アンダーにして、背景を暗くすることで被写体の色を浮き立たせる撮り方が好きです。
でも花は露出オーバーでふわっと写すのも素敵なんですよね。
その手法にもいずれ挑戦してみましょう。
image マンションの生垣のコノテガシワも花を咲かせていました。

葉っぱを見ると分かるかと思いますが、コノテガシワはヒノキの仲間。
花粉もばっちり飛んでいるはずです。
アレルギーのある方は見たくもないでしょうが、これも春の花のひとつということで。

さて、こうして撮った写真を見返していると、なんだかいろいろと考えてしまいます。

写真の技術のことももちろんありますし、同じ被写体に次の日も出会えるとは限らないのを、移ろいの早い花を撮るとひしひしと感じます。

一期一会と言いますが、だからこそその場その時の出会いが大事であること。
そして移ろいからも美しさが見出せ、新しい被写体にいつでも出会えること。
そういった写真を撮る場面にかぎらない大切なことに改めて気付かされます。

何やら教訓めいた締めになってしまいそうですが、これからも写真撮影に楽しんで取り組んでまいりましょう。

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